「ある程度沈み込んだ上でしっかり支えるようなクッション性、
弾力性を兼ね備えた敷ふとんが必要」と書いた。
この要件を満たし、なおかつコスト的にも有利な素材として、
低反撥ウレタンを中芯に使用している商品が多い。
ウレタンは加工が容易で何より軽い。
低反撥ウレタンとノーマルなウレタンの組み合わせは、
こと「正しい寝姿勢の安定」という点では理想的なんじゃが、
問題がある。ひとつは「ウレタンはムレる」。
ウレタンには吸湿発散性がほとんどないからの。
中材がオールウレタン、
例えばムアツふとんをフローリングに直置きすると、
床が結露状態になる場合があるぞ。
それくらい通気性に問題がある。
どのみち枕の解説をすれば触れることになるが、
最近流行のテンピュール枕な、
あれも
低反撥ウレタンによる
正しい寝姿勢の安定が売り物じゃが、
ムレるので頭部の冷却効果がまったく期待できん。
「頭寒足熱」は先人の貴重な知恵なんじゃが。
もうひとつウレタンの問題点。
それは「焼却処分が困難」だと言う点じゃ。
高温で焼却できる新型の焼却炉でないと、
ウレタンは焼却時にダイオキシンを発生させるらしい。
まあ、こっちについては普通ふとんを
生ゴミといっしょには出さんじゃろうから、
焼却に回るとは考えにくい。あくまで知識レベルの話になるな。
ただ、「環境にやさしい」素材のほうが使っていて気持ちイイわな。
A
う〜ん・・「ウレタンは水分を蓄積しない」と、
「内部の水分が外気に発散されにくい」が
頭の中でいまいち結びつきません・・
『ほとんどの水分はスルーで床面に抜けるけど、
多少内部に残った水分が発散されにくいので蒸れる』
と理解すれば良いですか?
Q
例えばウールなら、繊維自体が水分を吸って、吐き出す。
ウレタンは水分を吸わないから当然吐き出さない。
重力に従って敷ふとんに入りこんだ水分は
側生地にしみ込んだ分以外はふとん内部に落下していく。
ウレタンは水分を吸わないから繊維のすきまにたまるんじゃな。
問題はここからじゃ。
ウレタンの性能を上げようとすると、密度を上げねばならない。
スカスカのウレタンフォームはすぐへたってしまうからの。
密度が上がると水分が下へ抜けにくくなる。
障害物が多くなるんじゃからな。
スカスカのウレタンじゃと早く床面へ落下するが、
高密度の(=高性能の)
ウレタンは水分が抜けにくいということがおきる。
つまり「性能が高いウレタンほど湿気がこもりやすい」んじゃよ。
おわかりかの?
*これは2ちゃんねる 良質の布団はどこで買えばいい? スレの。
よさげな発言を抜粋したもです(ほとんど西川仁五郎氏)
ですが約6年前ですので情報が古いです。
興味がある人はご自分で調べてください。
因みに粗大ゴミで布団を捨てる場合、
地域によってちがうけど、うちの所は200円/枚です。
羊毛敷き布団いろいろ